ハイエースと正面衝突して
私は車を何台も事故で潰してきた、自動車事故のベテランです。
18から28歳までの間に、車を4台、400ccのバイクを1台廃車にしてきました。2年に1台というハイペースです。廃車にまでは至らなかった事故を含めれば、年に1回は車をぶつけていたと思います。
そんな私が起こした最後の事故が、レンタカー(トヨタ デュエット)でハイエースとの正面衝突です。あれは痛かった。本当に痛かった。私が100%悪かったですし、骨がバキバキ折れたし、レンタカーは全長が短くなってしまい廃車になってしまいました。
そんな中、私には様々な教訓が残ったのです。
車の大きさは安全性に直結している
全くもって、当たり前の話です。デカくて重い車は、他の車とぶつかっても勝てるんです。
お互いに40〜50Km/hくらいでの正面衝突だったのですが、私が乗っていたコンパクトカーは全長が縮んでしまった上に、そのまま弾き返されてケツからガードレールに刺さりました。でも、ハイエースはフロントがへこんだだけでした。
私は、エアバックの火薬臭をさせながら鎖骨が折れてほとんど動かない右腕をかばいつつ土下座をしたのですが、相手の女性ドライバーは軽いムチウチですみました。軽症で済んで本当に良かったです。
保険は大事だよ、迷わず入りましょう
そんな大事故を起こした私ですが、レンタカーは当然に保険をかけています。それ以上に、父の任意保険の特約で私が保険対象になっていたため、手厚い補償がでる父の任意保険を利用しました。
この保険があったおかげで、被害者の方々(複数です)に金銭的な補償は十分に果たせました。大きな怪我をさせてしまった人もいますし、申し訳ない気持ちは今もありますが、金銭的な補償が十分にされたという一点は、私を今も安心させてくれています。
そんなことがあったので、車ではなく自転車に乗っている今でも、自転車の保険に入り、万が一の事故のときには、被害者(私かもしれませんが)に十分な補償ができる備えを怠っていません。
事故をおこすヤツはろくなもんじゃない
はい、私のことです。ろくでなしとはこの事かとも思ったのですが、「ろくでなし」とは役立たずという意味でして、事故を起こし続けた私は役立たずどころか役立たず以下なのだ!です。
迷惑をかけた事実は事実で反省しています。でも、そんな大きな事故を起こした私にもその後の人生があり、今のところは幸せに生活が出来ています。ろくでなし以下にも基本的人権はあるのです。
心がけで事故は防げます。
どうやって事故を起こさないようにするかは、自らの心がけです。あとは、多くの学者先生などが研究し様々な対策を発表しているため、そっちを参考にしてください。私もたくさん参考にしまして、今のところこの事故のあとには事故も違反切符も切られていません。
この事故により、運転免許は当然のように取り消されましたが、必要にかられて免許を一発試験で取り直しました。初めて教習所に通ったときとはまた違った感想でしたが、試験も教習も意外と楽しかったです。なぜなら、安全に運転するにはどうするべきか。を運転・事故経験者として考え直すことが出来たからです。
事故は起こさないのが一番です
事故を起こしても良いことはありません。願わくば、全自動車が自動運転になって、事故がない世界になりますように。