うつ嫁と適当夫が雑に生きているのです

嫁がウツで今のところ僕だけごはんがうまいのか。自分用だからもし嫁さんがこれを見つけても僕には言わないで。書けなくなっちゃう。

妻の収入が途絶えるので、障害年金の受給に向けて動き始めました

不安定な心には、不安定な収入という結果

ここ数ヶ月、妻は謎のコネクションで入り込んだ会社の総務的な仕事をほぼ在宅でこなして月8万円の収入を得ていたのですが、その仕事が終わりになってしまいました。仕事が終わりになれば収入もなくなります。当たり前です。ノーワークノーペイです。人事労務にいる私にとっては、ノーワークノーペイは当然の原則です。

当然の原則なんですが、それにより、我が家の収入がなくなってしまうのです!

収入がなければ美味しいご飯は食べられません。これは困った・・・ 

障害年金を検討するまで

私の収入もはあまり多くはありません。多くはないのですが、普通の夫婦であればあまり苦労なく生活できる金額でもあります。年収400万くらい、都内在住、子供なし。そんなに大変ではないはずなのです。

その上で、彼女の収入たる月8万円の存在はとても助かりました。具体的には、彼女は彼女自身の小遣い金として8万円を使えました。私は家賃や主たる食費を負担して、残りから月5万円の積立をすることができました。

でも、彼女の収入が途絶える今後、家計簿は赤字確定です。改善するための手段は、節約するか収入を増やすか、その両方です。

簡単なのは節約です。無駄遣いをせず、生活のレベルを下げるのです。みんなやっていますし、やればやるだけお金が残ります。とうぜんやるべきですし、やらねばなりません。しかし、私自身は節約することに労力をかけることができますが、彼女は病気のために節約するためのガッツが足りないのです。ガッツどころか、一定以上の節約それ自体がストレスになり病状を悪化させます。そうなると節約どころの話ではありません。

では、給料を今よりたくさんもらって収入を増やすのです。具体的には8万円です。手取りで8万円なので、額面は10万円は必要です。そう、年収を120万円増やすのです!それができるのかどうかは、言わずともわかります。あとは、空からお金が降ってきたり、突然知らないマダムから援助金が8桁くらい口座に振り込んでくれたら大体解決するので、これには期待したいところですが、人生を5週しても確率1%くらいでしょう。

副業して収入を増やそうにも、彼女を一人にする時間を長くしてしまうのでは意味がありません。私だけが無理して頑張ることは彼女の心の負担になるし、彼女の小遣いのために私が無理をするのは、私自身の心が深くよどみそうで嬉しくありません。

ならば、外部からの支援をうけて生計を立て直せないか?と考えていたところ、障害年金という制度をしりました。これは検討すべきではないのか・・・?と。

障害年金を妻に提案するまで

この障害年金。ただ、妻にそう簡単には提案できないとも思いました。長く精神を患ってきた彼女が、この制度を知らないとは思えないし、知っていて申請していないということは、申請したくないと考えている可能性が高いと思ったからです。

私自身は、もらえるのであればもらうべきだと考えていますし、ある程度まっとうに生きてきた人間として公的サービスには遠慮なく頼るべきだと思っています。

彼女は日頃から「納税できない自分が情けない」「私は社会のお荷物だ」などと言っているので、障害年金というサービスを受けることにも抵抗があるのではないかと思っていました。

ただ、家計は遠からず火の車になる、そうなってからでは遅いのです。お金が厳しいという危機感を持ちながら、障害年金の受給について恐る恐る妻に提案してみたのですが。。。

 

 

結果は、意外にもすんなりと受け入れてくれました。

 

身内に障害手帳をもっている人がいたこと、収入がないことを気に病んでいたこと。理由はいろいろあったと思いますが、前向きに受け入れてくれました。

彼女は障害年金の申請を考えていなかったわけではなく、申請が面倒だという理由でほとんど検討すらしていなかったようです。私はまだうつ病の妻をよくわかっていませんでした。動かないのではなく、動けないのだと。

 

現在、障害年金の受給にむけて動き始めています。数カ月はかかる見込みですが、このタイミングで始められてよかったです。受給可能性は100%ではありませんが、見込みは高いはず。

これからも今の生活を持続させるため、やっていきます。

嫁の新しい病院に付き添ってきた。

今まで片道1時間以上かけて言っていた病院だが、嫁も流石に大変になったのか、家から通いやすい病院に乗り換えた。

結構システマチックというか、大量の患者を診察できる病院のようで、待合室には座りきれないくらいの患者がいたが、30分も待たずに診察してもらえたのだ。

ゆっくりじっくり見てもらうというのが良いというイメージはあるが、こういう病院もありはありだなと感心した。

今の自分たちには良いポイントが多く、とても通いやすくなったと思うのだ。

予約なしでも診察してもらえる

これは大きい。いままで、予約しては当日調子が悪くてリスケするということを繰り返していたが、予約なしでも行けるのであれば、無理に予約せずとも、行ける日に行けば良い。うつの場合、当日の調子次第で行けないことも多く、予約していけないということ自体がストレスになっていたのだ。

行くごとに違う先生に見てもらえる

指名もできるようだが、しばらくは指名せずにいろいろな先生に見てもらうことにしたようだ。

今まで5年近く同じ先生に見てもらっていて、進展がなかったので、別の角度から見てもらえるのには期待したい。

土日でも見てもらえる

一人だとなかなか外出できないので、最近はよく付き添うようになった。ただ、僕の休みが土日なので、土日に診察をしてくれる今の病院は非常に都合が良い。

家から行きやすい

とにかくこれが一番だ。徒歩圏内とは行かないが、バス一本で行ける今の病院は非常に都合が良い。最悪タクシーでも行ける距離だ。もう薬がない、DEAD OR ALIVEだ!というときにも、タクシー飛ばせばOKというのは安心できる。

 

これからしばらくは付き添うことにしよう。

付き添いで言ったところでできることはないのだが、嫁が安心するのであれば付き添いは苦ではない。

洗濯に風呂の残り湯を使うのは節約にならないが、節約したことによる満足感は得られるからハマる人がおおいのだ。

結論:残り湯を使うのは、節約という美徳を積む満足感を求める行為なのだ

 

いくら節約できるのか、簡単に計算しました

ななめドラム洗濯乾燥、一回の洗濯で約100Lの水を使う。

洗い1回、すすぎ2回。合計3回で100Lだ。

風呂の残り湯を使うのは多くても洗い1回すすぎ1回だ。

ということは1回66Lだ。

 

水道1Lあたり0.13円なので66Lで8.58円。

風呂の残り湯を使うことで、8.58円の節約になるということだ。

 

年間200回選択するとしたら、1712円

 

あんまり大きな節約にはなりません。

 

私は、すすぎに残り湯を使うのは嫌なので、節約できるのはその半分の856円。

服に変な匂いがついたりしてしまったら、一発で赤字転落。

 

これは悪い節約だな。。。ハイリスク・ローリターン。

このくらいのことは、洗濯機メーカーは絶対にわかっている。

残り湯を吸い上げるポンプとホースは、間違いなく2000円以上のコストがかかっている。そんなポンプとホースはなくして、洗濯機の値段を下げてほしい。

 

でも、日本人はこういう節約が好き。

金じゃない、節約することが美徳で、節約したことによる満足感を求めているのだ。

満足するからハマるのだ。

 

だからメーカーも残り湯を使うためのポンプとホースをつけるのだ。

そのポンプとホースをなくすことのほうが、よっぽど節約になり、結果的に環境にもよいはずなのに。

嫁が通う精神科を変更した。理由は通いやすさであり、気軽さで、今のところ悪くないのではと思う

今まで、家からバスと電車を乗り継いで大体45分の病院に通っていた。嫁が以前住んでいた街にある病院だ。

私も一度診察に同席して、先生とも話したが悪い先生ではなかったが、いまの家に引っ越してから、まともにいけたこと20%くらいで、何度も予約を変更して、薬が切れる直前にやっと行けるということが常態化していた。タクシーを飛ばすこともあり、往復2万円ちかいタクシー代は流石にきつい。

なので、もっと行きやすい場所。最悪タクシーでも往復5000円くらいに収まる場所にしたかった。やっと今回、病院を変えたのだ。

あまり強引に変えさせることもできず、本人の気が向いたときに変えてもらおうと思っていたが、思ったよりも早く切り替えた。

新しい病院は結構大きなグループらしく、診察の予約が簡単に取れるようだ。当日でも大丈夫というのが、嫁のような症状の人間にはとても助かる。嫁にとって、予定があること自体がストレスになることが多いのだ。そして、その予定にちゃんと行けないことがさらなるストレスになる。予約なしでも、待てば診察してもらえるのであれば、そのほうが気楽で良いのだ。

診察の質はわからない。ろくにフォローもせずに薬だけだしている可能性もある。でも、嫁はすでに10年近く自分の病気と付き合っている。必要なのは診察や新薬ではなく、良い生活環境と理解ある人間関係だとおもう。

私はできる限り、家をきれいに保ち、バランスの良い食事を提供し続け、嫁の病気に常に理解を深めつつ安心できる関係を保つのだ。

 

こうやって文字に起こしてみると、私は結構大変に見えるけど、今のところは大きなストレスなく付き合っていると思う。

 

嫁の通う精神科をどうすべきか 家から出られないなら医者の方に来てもらうのはどうかな・・・

結婚して今の住まいに引っ越してからというもの、嫁の通院していた病院がちょっと遠くなった。通えない距離ではないんだが、嫁にとってはかなりの大事らしく、気力がないときには行くことが出来ない。

薬がなくなるタイミングで予約しているから、その予約をスキップしてしまうと手持ちの薬がなくなる⇒ヤバイ ということで、なんとか予約を取り直し、場合によっては往復2万円近くのタクシー代を払ってでも行くことになる。

そんな状況を打破するため、医者を変えることは何度か提案しているんだけど、初診でまた長時間問診されるのが苦痛らしく、なかなか動けない。近くの医者に変えても、行けないのは変わらないのでは?家から出られないんだから。というのも一理はある。。。

往診してくれる医者なら、解決なのでは?と思い、往診対応してくれる医者を探すことに。良い医者と出会えれば良いんだが、30代の我々夫婦にとって往診なんて経験もなければ今まで選択肢にも上がらなかったから、どういうものか、料金はどうなるのかもわからない。

これも勉強と考えて、新たな一歩を・・・

最近は嫁に引っ張られて家でゴロゴロしていることが多い。健康体としては反省すべきである。

うつ嫁と一緒に家でゴロゴロ、昼からバラエティー番組をみて、夜になったら酒のんで寝る。そんな生活してたら、ウツとは別ベクトルでダメ人間に一直線である。

 

たまには旅行やイベントなどに出かけるべき

嫁はほとんど家から出ないので、たまには外に出してやらないと、おそらくカビが生えてしまう。熟成ではなく腐敗してしまう。

たまには外出して、体を動かすとともに、外の世界に触れるべきだ。

毎日布団に横になって、2ちゃんまとめとか見ていると、30代として駄目な人間に仕上がることになる。

僕もだめになる

そんな嫁に引っ張られて、僕までダラダラしてはいかん。僕は家事をそれなりにやってはいるが、それでも平日はフルタイム勤務だし、一個人として仕事と家事以外の活動をすることで、視野が広がるはずなのだが、、、

まずは自らが成長することで、嫁をおぶってでも先に進む力をつけなければならんのだ。

自分を守ってから嫁を助けよう

鬱の人の気持ちは、普通の人にはわからない。もう、本当にわからない。常人には理解ができないレベルなんだ。

 

やる気が起きないということ

僕だって、3万円払ってユーキャンのペン習字を始めたが、1回でやる気が無くなり放置している。今だって、こうやって長文を打ち込むのは1ヶ月以上ぶりだ。やる気は貴重なんだというのはよく解っている。

でも、鬱の人のやる気が起きないっぷりは、常人には理解できないレベルにある。寝たままおしっこ漏らしても、やる気が起きないからって3日くらいはそのまま寝てるんじゃないか。たぶん、そんなことは実例としても山ほどあって、昔はそのまま死んでたんだろう。鬱の人だって、ご飯を食べられなければ死んじゃうからね。

f:id:yamato_tatewaki:20181104220715j:image

僕はどうしたらいいのか

どうにもできないのだ。僕にできるのは、僕は普段どおりの生活を送りながら、普段より少しだけ気にかけるくらいだ。鬱の状態の人に、外野が何をしてもだいたい逆効果になるのだ。分の悪い賭けに出るよりも、生活環境を清潔に保って、自分の精神衛生を万全にしておくことが最善だと思う。もどかしいけどね、諦めって肝心だ。

やっちゃいけないのが、怒ったり、責めたりすること。鬱の状態って、人生ドクターストップ寸前なのに、そこに追い打ちいれたらノックアウトだ。動けるようになるまで、リングに上げては駄目。なにかアクションを起こすなら、本人の調子が良いときだ。そして、その調子の良いときというのは、そんなに多くないのだ。

 

無理はするな。何度も言う、自分のために。

自分が無理をしても、どうにもならない。頑張っても、逆効果になる可能性が結構ある。旦那が頑張っているのに、私は頑張れない。。。なんて自分を追い詰めかねない。僕はどうしたら良いのかわからなくなるが、ただ一つわかるのは自分も弱っては駄目だということだ。これは絶対だ。だから何度でも自分に言い聞かせるためにもこうやってテキストにするんだ。もし同じ立場にいる人がいれば、嫁のために動く前に、自分の体調を守るべきだ。ミイラ取りがミイラになったらいかんのだ。