洗濯に風呂の残り湯を使うのは節約にならないが、節約したことによる満足感は得られるからハマる人がおおいのだ。
結論:残り湯を使うのは、節約という美徳を積む満足感を求める行為なのだ
いくら節約できるのか、簡単に計算しました
ななめドラム洗濯乾燥、一回の洗濯で約100Lの水を使う。
洗い1回、すすぎ2回。合計3回で100Lだ。
風呂の残り湯を使うのは多くても洗い1回すすぎ1回だ。
ということは1回66Lだ。
水道1Lあたり0.13円なので66Lで8.58円。
風呂の残り湯を使うことで、8.58円の節約になるということだ。
年間200回選択するとしたら、1712円
あんまり大きな節約にはなりません。
私は、すすぎに残り湯を使うのは嫌なので、節約できるのはその半分の856円。
服に変な匂いがついたりしてしまったら、一発で赤字転落。
これは悪い節約だな。。。ハイリスク・ローリターン。
このくらいのことは、洗濯機メーカーは絶対にわかっている。
残り湯を吸い上げるポンプとホースは、間違いなく2000円以上のコストがかかっている。そんなポンプとホースはなくして、洗濯機の値段を下げてほしい。
でも、日本人はこういう節約が好き。
金じゃない、節約することが美徳で、節約したことによる満足感を求めているのだ。
満足するからハマるのだ。
だからメーカーも残り湯を使うためのポンプとホースをつけるのだ。
そのポンプとホースをなくすことのほうが、よっぽど節約になり、結果的に環境にもよいはずなのに。