うつ嫁でもできる、図書館の本を配送する配本サービスの構想 その2
さて、楽しいお金の計算だ。仕事の中で一番楽しいのが金勘定なのだ。金勘定が嫌いなフレンズとは協業できない。なぜなら肉食獣と草食動物との違いと同じくらいルールが違うからだ。金の話だ!
適切なサービス利用価格
私も働きすぎのフレンズとして、サービス利用者と同じ目線である。このサービスの利用料金設定は私自身が喜んで投げられる小銭である必要がある。そんな意思のもと、さっくり考えたのが・・・
月額500〜1000円
という設定だ。今流行の使い放題の月額課金方式だ。この金額設定で提供できるサービス項目を考えていく。もし、絶対必要なサービス項目だけどコストが合わない、、、という場合にのみ月額料金の見直しを検討するのだ。
なぜこの金額設定なのか。働きすぎるフレンズは、仕事以外で細かい判断をしたくない。そして、月額サービスのお得感を体験していて、少額の月額課金に抵抗がない。このサービスには「働きすぎのフレンズが図書館にアクセスできるようにする」という目的があるので、使えば使うほどお得感が出るのは、フレンズと図書館を仲良くするためにも有効な設定なんです。
運営側としても、メリットがあるのです。ヒントはスポーツジムのビジネスモデルです。利用しなくても金を払う幽霊会員が、スポーツジムの大きな収入源であり、幽霊の割合が高いほど利益率が高いのです。これを書くととても下品だけど、そういうことです。働きすぎのフレンズをメインターゲットにしている以上、働きすぎのフレンズが仕事に追われて図書館の本を読んでる場合じゃなくなる昇天チャンスは山ほどあるのです。500〜1000円の月額固定で個別配送を目指すんです。こんなヒントを活かすのも必要です。
この価格設定でも利用されなかったら、それは需要が全くないということです。
さて次は、この価格設定でどこまでのサービスを提供できるか。必要なコストは何なのか。それを考えてみます。