うつ嫁と適当夫が雑に生きているのです

嫁がウツで今のところ僕だけごはんがうまいのか。自分用だからもし嫁さんがこれを見つけても僕には言わないで。書けなくなっちゃう。

うつ嫁でもできる、図書館の本を配送する配本サービスの構想 その0

毎朝毎朝、今日は仕事に行けるかなぁと心配している嫁を見ながら、おそらく全国にも同じ悩みを抱えている人がたくさんいるだろうと考えている。日本には、そんな人を雇う会社はあまりなく、うちの嫁みたいな人は、仕事をしてお金を稼ぐ手段があまりないことになる。まぁ、約束した日に来ないというのは、労働力として全く信頼できないというのは全く反論のしようがない。しょうがないのだ。

私は、人材サービスを提供する会社に勤めている。私の仕事で一番困るのは、約束した日に来ない、期限を守らない人だ。いかなる理由でも、次から仕事を依頼することはない。企業として当然の対処でもある。だから、嫁がその日の体調によって仕事に行けないのを見ると、なんとかせねばと思う。鬱の改善もそうだが、別アプローチとして嫁でもできる仕事を用意しなければならない。

そんな嫁にも任せられる仕事の要件

  1. 日時指定がないこと
  2. 誰にでも代替可能なこと

この2つだ。

日時指定があると、行けなくなったときに辛い。当日の代替スタッフを用意するのは並大抵のコストではない。絶対にやりたくない作業だし、負担したくないコストだ。だっって、嫁の体調は体調管理ではどうにもならないのだ。鬱のみぞ知る状態だ。しかも、月間の平均稼働日数すら予測がつかない。だから、いつでも誰でも代行可能なレベルの作業である必要がある。そんな仕事はあるのだろうか。

図書館の本をリクエストに応じて配本するのはどうだろうか?

商業規模で採算ラインにのって、誰でも代行可能でスケジュールの制約がない仕事なんて、絶対ない。そんな都合の良い仕事は存在しないか、あったとしてもその価値は低い。ならばどうするか、福祉事業として非営利としてのレベルまで条件を落として可能性を探ってみるのだ。

その中で「面白そう」と感じたのが、図書館の本をリクエストに応じて配本する配送サービスだ。社会・会社の歯車となり、低い給与であくせく働いている自分には、図書館などの公共サービスを利用する時間的余裕がない。しっかり税金を払っている一市民である私自身が、安価な公共サービスを利用できないのだ。納得できない。先日、久しぶりに図書館に行って本を借りたときに、そう思ったのだ。

嫁と同じ状態で、仕事がない人も多くいれば、私のように時間がなく公共サービスを利用できない人も多くいる。この2グループを対象としたサービスを非営利レベルで展開出来ないか。

ぼんやり考えていても、おそらく毎晩飲むハイボールに薄められて消えてしまうだろうから、遊び半分でもいいので構想を練ってみよう。練って記録して、いける!となったら副業としてNPOでもやってみるのだ。

 

 

 

という話。続く。

あ、でも、いま嫁は運良く自由出勤で8割在宅で終わる仕事をコネで捕まえてきたので、しっかりと仕事をして家計を助けてくれている。この構想は、その仕事がなくなってしまったら・・・という保険になる。